日銀の金融政策決定会合の結果を、X(旧Twitter)でリアルタイムに追っていた時期がありました。
スマホを1分おきに更新しながら、大手証券会社のアカウントを探して、チャートと画面を交互に見る。毎回とても面倒で、集中力も散漫になっていました。今日はその話と、切り替えた後の話を書きます。
Xで速報を探していた頃の話
日銀の政策金利発表は、正午頃とアバウトな時間しか決まっていません。本気でトレードする人は午前11時ごろからデスクに張り付いて発表を待ちます。
当時の僕は、その間ずっとXを1分おきに更新していました。大手証券会社のアカウントや、発信が速いプロトレーダーのアカウントを探して、チャートと交互に見ながら待つ。集中力が分散して、毎回ストレスでした。
アメリカのFRBみたいに定刻に発表するスタイルにしてくれと、本気で思っていました。同じことを感じているトレーダーは僕だけではないはずです。
さらに問題がありました。日銀会合当日はインプレッションが稼ぎやすいので、情報商材を売りたいアカウントや売名目的の投稿が大量に流れてきます。正確な情報にたどり着く前に、ノイズで消耗する。手動・目視で情報を取りに行くことの非効率さを、毎回痛感していました。
今の発表当日のルーティン
① 年間スケジュールで2日目だけ予定を空ける
日銀の金融政策決定会合は、1年間の日程があらかじめ公表されています。僕は年初にスケジュールを確認して、会合の2日目だけ他の仕事を入れないようにしています。
会合は2日間行われますが、政策金利の発表と日銀総裁の記者会見は2日目です。1日目は予定を空ける必要はありません。
② 発表前はポジションを持たない
正午ごろに政策金利が発表されますが、発表の瞬間はポジションを持ちません。発表直後はスプレッドが大幅に拡大して、値動きも激しくなります。
発表後は、スプレッドと値動きを総合的に見てエントリーするかどうか判断します。必ずトレードする日ではなく、「待つ」という選択肢が常にあります。
③ 速報はロイター経済指標速報で受け取る
Xをやめた後、速報の受け取りをヒロセ通商の「ロイター経済指標速報」に切り替えました。
画面を開いておくだけで自動更新されます。1分おきにスマホを更新する必要がなく、チャートだけに集中できるようになりました。Xのように宣伝や憶測が混ざることもなく、ロイター社の数値がそのまま流れてくるだけです。
実際の画面を見てもらうのが一番分かりやすいので、画像で紹介します。
ロイター経済指標速報の起動画面

経済指標速報の一覧画面

日銀政策金利の発表が更新された瞬間
注目してほしいのが「日時」の欄です。日銀政策金利の情報が午前11:48:21に更新されています。
以前は日銀のホームページを手動で何度も更新しながら待っていましたが、ロイター経済指標速報はこの数値が自動で画面に反映されます。自分で更新する必要がありません。Xを1分おきに確認していた頃と比べると、集中力の使い方がまったく変わりました。
速さと正確さの両方が手に入る。これがXをやめた一番の理由です。
発表直後の値動き(1分足)

こちらは発表直後の実際のチャートです。1分足で見ると、11:48に上下に激しく動いているのが分かります。発表の瞬間にこれだけ値動きが出ます。
この値動きの中でトレードするかどうかは、自分のスタイルと経験次第です。ただ、速報を最速で受け取れる環境を整えておくことで、判断の選択肢が広がります。
詳しい使い方と他社との比較は経済指標速報の記事に書いています。ヒロセ通商の口座があれば条件なし無料で使えます。
日銀当日のXで騙されないために
日銀会合当日は、Xがお祭り騒ぎのように賑わいます。爆益報告も飛び交います。
ただ、冷静に見てほしいことがあります。
日銀会合でトレードするなら、まず小ロットで経験を積むことからです。自分なりの型が見えてきてから、少しずつロットを上げていく。取り返そうとして無謀なトレードをすることが、一番資金を危険にさらします。
まずは相場で生き残ることが大事です。日銀会合は年8回あります。一回一回を無謀に突っ込む日にするより、自分の型で戦える日だけエントリーする方が、長く続けられると思っています。
まとめ
| テーマ | この記事で伝えたかったこと |
|---|---|
| Xで速報を探す問題 | 非効率・ノイズが多い・集中力が分散する |
| 当日のルーティン | 2日目だけ予定を空ける・発表前はノーポジ |
| 速報の取り方 | ロイター経済指標速報で画面を開いておくだけ |
| Xの爆益報告 | サロン誘導・ロットが違う・損した人は出てこない |
| 結論 | まず小ロットで経験を積む・生き残ることが最優先 |
日銀会合は、準備した人とそうでない人の差が出やすい日です。年間スケジュールを押さえて、速報ツールを整えて、冷静に判断できる状態で当日を迎えてほしいと思います。
※本記事は管理人個人の体験と考え方をまとめたものであり、特定の手法や売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載している情報は執筆時点のものです。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。