FXで週に1回は必ずマイナスの日があった。
調子がいい日はエントリーを増やして欲張り、少し負けると取り返そうとさらにエントリーを増やす。気づけば薄いエッジ・マイナスのエッジにも無意識に手を出してマイ転。これを何度も繰り返していました。
頭では「やってはいけない」とわかっているのに、体が勝手に動く。この悪癖を断ち切るために始めたのが毎日の「写経」習慣です。
週1負けていた頃の思考パターン
負けが続いていた頃、自分の思考パターンはこうでした。
怖いのは「やってはいけない」と頭でわかっていても止められないことです。知識の問題ではなく、思考が感情に負けている状態。ルールを「知っている」と「実行できる」は全く別物です。
写経とは何か
写経とは、自分のトレードルールを毎日手書きで書き続けることです。お経を写す修行から来ている言葉ですが、やっていることの本質は同じです。繰り返し書くことで、思考に焼き付けるのが目的です。
⚠️ 眺めるだけではダメです。必ずペンで手書きしてください。画面で読むだけ・スマホで見るだけでは効果が半減します。書く行為そのものに意味があります。
なぜ手書きなのか。読むだけでは「知っている」止まりですが、書くことで「体に刻む」感覚が生まれます。毎朝同じルールを書き続けることで、相場の熱狂の中でも冷静に判断できるようになってきました。
管理人が毎日書いている8つのルール
以下が私が毎朝書いている8つのルールです。シンプルですが、これを実行し続けることが難しい。
| No. | ルール | なぜ大切か |
|---|---|---|
| ① | 濃いエッジだけ狙う | 薄いエッジを打ち続けると期待値がマイナスになる |
| ② | 証拠金の3%負けたらその日は強制終了 | 大負けを防ぐ最後の砦 |
| ③ | 証拠金の1%勝てれば十分 | 欲張りエントリーを防ぐ |
| ④ | 待つのが仕事(受け身の仕事) | エントリーしないことに価値がある |
| ⑤ | 毎月の収支目標は控えめな数字で | 過度なプレッシャーがメンタルを崩す |
| ⑥ | 薄いエッジを打ちたくなる欲を抑える | 欲が判断を狂わせる |
| ⑦ | チャート見てて眠くなるのはいいこと | 退屈な相場こそ手を出さないサイン |
| ⑧ | 稼げない相場でいかに打たずに耐えるか | 耐えることが次の利益を守る |
⑦「眠くなるのはいいこと」の意味
このルールが最初は不思議に感じるかもしれません。チャートを見て眠くなるということは、エッジが薄い・動きが少ない相場であるということです。そういう相場で手を出さないことが、口座を守ることにつながります。
眠い相場で無理にエントリーしてもいいことはありません。眠くなったら「今日は待ちの日だ」と割り切れるようになると、余計なエントリーが激減します。
写経を始めてから変わったこと
毎朝8つのルールを書き続けることで、自分の中で明らかに変化が起きました。
勝てているのは究極的には相場が良いからという謙虚さは忘れていません。ただ、以前と明らかに違うのは「負けの質」が変わったことです。やってはいけないことで負けることが減りました。
まとめ:知っているだけでは動けない
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 写経とは | トレードルールを毎日手書きで書き続けること |
| 眺めるだけではダメ | 必ずペンで手書きする |
| 目的 | ルールを思考に焼き付けて感情に負けない状態を作る |
| 効果 | エントリーポイントが絞られ・取り返し思考が減る |
| 継続のコツ | 毎朝同じ時間に書く習慣にする |
FXは手法より先にメンタルと習慣を整えることが大事だと、体験を通じて実感しています。まず写経から始めてみてください。